浴衣の正しい洗い方・たたみ方・しまい方

今年の夏もあっという間に過ぎ去って、お祭りや花火大会で楽しませてくれた浴衣ともしばしのお別れ。来年もまた楽しい夏がやってきますように、と願いを込めてお手入れしましょう。正しい洗い方・干し方・たたみ方をマスターすれば、簡単にキレイなまま保存することができますよ。

step1. 正しい浴衣の洗い方

浴衣デート

浴衣と一言でいっても種類は様々です。まずは、水洗い可能か絵表示を確認してみて。もしも「水洗い不可マーク」  の表示がある場合は、水洗いできません。クリーニング店にもっていってくださいね。

洗濯前に色落ちチェック

初めて浴衣を洗う場合は色落ちテストをしましょう。浴衣の袖裏など目立たない部分に液体洗剤をつけて3分ほど待ち、白い布で押さえて色移りしなければ色落ちの心配はありません。色移りした場合は、浴衣のみで手洗いするかクリーニング店に任せる方が安心でしょう。

洗濯機を使い場合

洗濯機に入れる前に、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。コースは「手洗い」か「ドライ」を選択して、脱水は短めにするとシワがなくキレイに洗うことができます。

手洗いの場合

洗面器などに、水とおしゃれ着洗い用の洗剤を入れて30分ほど置いておきます。30分たったら、1度水で洗い流した後に優しくもみ洗いをしましょう。汚れが落ちたら、洗濯機に洗濯ネットを使用して短く脱水しましょう。

STEP2. 浴衣の干し方

レトロな浴衣

浴衣は陰干しが基本。日にさらしてしまうと色が落ちてしまいますので気をつけましょう。和服用ハンガーやハンガーを数本使い、重心が1点に集まらないようにしましょう。

STEP3. 浴衣のたたみ方

青山きもの学院の3分で出来る「浴衣」のたたみ方が参考になります。手順通りに行えば簡単に畳むことができます。縫い目にそって折り、生地の端をしっかりと合わすのがコツです。

いかがでしたか?

浴衣と空

楽しかった夏に感謝して、また来年のためにしまいましょうね。

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